広陵町三吉に鎮座する讃岐神社は、竹取物語に登場する竹取の翁の名「讃岐造(さぬきのみやつこ)」とのつながりが伝えられる神社です。
広陵町三吉に残る、静かな神社
讃岐神社は広陵町西部、三吉の地にあります。境内へ入ると木々が周囲の音をやわらげ、落ち着いた空気に包まれます。大きな観光施設とは異なり、地域で大切に守られてきた神社の姿を身近に感じられる場所です。
広陵町の公式案内では、延喜式神名帳に記された神社と考えられ、『日本三代実録』元慶7年(883年)の記録にも当社との関係が考えられる記述があると紹介されています。
竹取の翁「讃岐造」とのつながり
『竹取物語』の冒頭で、竹取の翁は「讃岐造」と呼ばれます。広陵町三吉周辺は古く「大和国広瀬郡散吉郷」とされ、讃岐の一族が竹の豊富なこの地へ移り住んだという考えが、広陵町と物語を結ぶ手がかりとして紹介されています。
物語の舞台には各地にさまざまな説があります。讃岐神社では、登場人物の名、古い地名、地域に残る神社を手がかりに、広陵町との関係を現地で考えることができます。
周辺の古墳や公園と一緒に巡る
観光案内図には、讃岐神社のほか、巣山古墳、竹取公園、牧野古墳など、広陵町の歴史と伝承を感じられる場所が描かれています。複数のウォーキングルートも示され、神社を出発点に周辺へ足を延ばせます。
長いコースもあるため、歩く範囲に合わせて飲み物や歩きやすい靴を用意し、無理のない計画で巡りましょう。
所在地とアクセス
名称讃岐神社
所在地広陵町三吉328
ゆかり竹取の翁・讃岐造
周辺巣山古墳・竹取公園
讃岐神社(奈良県北葛城郡広陵町三吉328)
Googleマップで開く →参拝するときのお願い
讃岐神社は地域で大切に守られている場所です。境内では静かに参拝し、建物や石造物には触れず、撮影時もほかの参拝者への配慮を忘れないようにしましょう。