馬見丘陵公園完全ガイド
中央口から北エリアまで
現地写真で歩く

公園館、バス停、駐車場、花見茶屋、大型遊具、集いの丘、下池、森林歩道、園内の移動支援まで。初めて訪れる前に知っておきたい情報を、Koryo Plusが現地写真で案内します。

広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園。今回は中央口を出発し、公園館を見学してから北エリアへ向かう流れで、園内の見どころと実用情報を紹介します。

青空の下、花壇の向こうに花見茶屋が見える馬見丘陵公園
北エリアの花壇と花見茶屋。広い空と季節の花が、馬見丘陵公園らしい開放感をつくります。(2026年8月30日撮影)

まず園内マップで目的地を決めよう

馬見丘陵公園は、北・中央・南・緑道の各エリアに分かれています。一度にすべてを歩くより、花、遊具、古墳など、その日の目的に合わせて回るエリアを決めるのがおすすめです。

北・中央・南・緑道エリアが描かれた奈良県営馬見丘陵公園の案内図
園内の案内図。北エリアには大型遊具・花見茶屋・集いの丘・下池、中央エリアには公園館や古墳などがあります。

今回のおすすめルートは、中央駐車場またはバス停から公園館へ進み、花の道を通って北エリアへ向かう流れです。公園館の展示、季節の花、休憩、遊具、水辺、森林散策を順番に楽しめます。

バス停・駐車場から中央口へ

近鉄大阪線・五位堂駅からは奈良交通43系統で「馬見丘陵公園」停留所へ向かえます。停留所は中央駐車場付近にあり、公園館や中央口へ移動しやすい場所です。運賃と時刻は変更される場合があるため、利用前に奈良交通の最新案内をご確認ください。

奈良交通の馬見丘陵公園バス停と待合スペース
屋根とベンチが設けられた「馬見丘陵公園」バス停。
高い場所から見渡した馬見丘陵公園の中央駐車場
中央駐車場の全景。園内には複数の駐車場があるため、駐車場所を覚えておきましょう。
馬見丘陵公園バス停の停留所名、時刻表、五位堂駅方面の案内
撮影時点の停留所案内。時刻表・運賃は変更されることがあるため、最新情報をご確認ください。

公園館で古墳と自然を学ぶ

中央エリアの公園館は、ガラスのドームが目印です。展示室では、園内の古墳、古墳時代の暮らし、季節の花や鳥などを分かりやすく学べます。入館は無料です。

青空を背景にした馬見丘陵公園の公園館正面
特徴的なガラスドームを持つ公園館。展示室は9:00~17:00、入館は16:30までです。
古墳の形や構造を立体模型で解説する公園館の展示
さまざまな古墳の形を立体模型で比較できる展示。
衣服、埴輪、副葬品など古墳時代の暮らしを紹介する展示
衣服・埴輪・副葬品から、古墳時代の暮らしを紹介しています。
築造中の古墳と周辺の様子を再現した公園館の大型模型
古墳が造られていた様子を細部まで見られる大型模型。園内散策の前に見ると、古墳の見方がより深まります。

公園館の休館日は月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日)と年末年始です。公園自体は無休ですが、公園館とは利用日が異なる点に注意してください。

中央口から北エリアへ歩く

公園館を出て北へ向かうと、木陰の園路や季節の植栽が続きます。トンネル状の園路を抜ける場面は、中央エリアから北エリアへ景色が切り替わる印象的な場所です。

木立の下を通り抜ける馬見丘陵公園のトンネル状の園路
木陰に包まれた園路。ベンチもあり、暑い時期の小休憩にも向いています。
園路沿いに丸い緑色のコキアが並ぶ馬見丘陵公園
夏は緑、秋は赤へと変化するコキア。季節によって違う表情を楽しめます。

北エリアの花見茶屋周辺には、花壇、屋外ベンチ、飲食や休憩に使えるスペースがあります。ガラス張りの休憩スペースは明るく、屋内でひと息つきたいときにも便利です。

花壇の向こうに見える馬見丘陵公園北エリアの花見茶屋
花見茶屋周辺。屋外にもテーブルとベンチがあります。
テーブルと椅子が並ぶ明るい休憩スペース
空調設備のある休憩スペース。自然情報の映像や配布資料も見られます。

大型遊具と集いの丘

北エリアには、長い滑り台や立体的な通路を備えた大型遊具があります。遊具全体が広いため、子どもと訪れる場合は待ち合わせ場所を決め、利用上の注意を確認してから遊びましょう。

長い滑り台や階段が組み合わされた馬見丘陵公園北エリアの大型遊具
高い場所から見た大型遊具。複数の通路と遊具がつながっています。
横から見た馬見丘陵公園北エリアの大型遊具と長い滑り台
横から見ると、遊具と滑り台の大きさがよく分かります。

集いの丘には、屋根付きのイベントスペースがあります。季節の花とイベント会場が一緒に見える景色も北エリアの魅力です。

ヒマワリ畑の向こうに集いの丘の屋根付きイベントスペースが見える風景
夏のヒマワリと集いの丘のイベントスペース。催しの開催内容は公式イベント情報をご確認ください。

下池と森林歩道で静かな時間を

遊具やイベントスペースから少し離れると、下池と木立の風景が広がります。にぎやかな場所と静かな散策路の両方を、一つの公園で楽しめるのが馬見丘陵公園の良さです。

青空と木立に囲まれた馬見丘陵公園の下池
空と緑が水面に映る下池。水辺では足元に注意して散策しましょう。
木漏れ日が差す馬見丘陵公園の森林歩道
木漏れ日の中を歩ける森林歩道。園内の案内標識を確認しながら進みます。

園内には大小さまざまな古墳も残されています。古墳を中心に巡りたい方は、巣山古墳の記事や、公園館の展示もあわせてご覧ください。

園内の電動カートと移動支援

広い園内を移動しやすくするため、土曜・日曜・祝日と主要イベント期間を中心に電動カートが運行されています。奈良県公式案内では、1乗車あたり大人300円、小学生・障がいのある方100円です。運行日や時刻は季節・天候・イベントによって変わるため、当日の掲示と公式情報をご確認ください。

チューリップ柄で複数人が乗車できる馬見丘陵公園の電動カート
園内を走るチューリップ柄の電動カート。
電動カートの料金、運行日、時刻表、走行ルートを示す案内板
公園館前の案内板。運行ルートと時刻表は訪問日の表示を確認してください。

WHILLの貸出案内について

現地には、歩行を補助する近距離モビリティ「WHILL」のレンタル案内が掲示されていました。

近距離モビリティWHILLのレンタル案内掲示
現地に掲示されていたWHILLのレンタル案内。

2026年8月30日確認:現在は試験運用中止

奈良県公式ページでは、シニアカー(電動車椅子)の試験運用は2026年5月31日以降中止と案内されています。現地に掲示があっても、現在利用できるとは限りません。再開状況は奈良県公式ページまたは中和公園事務所へご確認ください。

初めて訪れる前に知っておきたいこと

入園無料・公園は無休
駐車場982台・利用無料
公園館9:00~17:00
服装歩きやすい靴がおすすめ

駐車場は8:00に開場し、通常期は18:00に閉場します。6月から8月は19:00、11月から2月は17:00までです。臨時駐車場は17:00に閉場します。週末やイベント期間は混雑する場合があります。

公共交通では、近鉄田原本線・池部駅から緑道北口まで徒歩約2分、箸尾駅から北口まで徒歩約20分です。五位堂駅からは奈良交通バスで中央エリアへ向かえます。

園内にはごみ箱がありません。ごみは持ち帰り、ペットの持ち込み、火気の使用、植物の採取など、現地案内で禁止されている行為は避けましょう。

アクセスマップ

今回の散策開始地点として、中央駐車場を表示しています。目的地に合わせて北・中央・南の駐車場を選びましょう。

Googleマップで開く →

最初の一回は、中央口から公園館を見学し、北エリアまでゆっくり歩くコースがおすすめです。

全部を一日で回ろうとせず、次は古墳、次は花というように季節と目的を変えて訪れると、馬見丘陵公園を何度も楽しめます。

撮影情報・確認した公式情報