広陵町ってどんな町?
知っておきたい基本情報と魅力

奈良盆地の中西部に位置する広陵町。歴史、自然、産業、暮らしが調和する町の全体像を、初めて知る方にも分かりやすく紹介します。

広陵町は、古代の歴史と豊かな緑、受け継がれてきたものづくり、暮らしやすい住宅地が共存する町です。

位置奈良盆地の中西部
面積16.30平方キロメートル
人口34,733人
世帯数14,224世帯

人口と世帯数は2026年7月31日現在の広陵町公表値です。最新の数値は広陵町公式ホームページでご確認ください。

奈良盆地の中西部、大阪にもつながる町

広陵町は奈良県北葛城郡にあり、奈良盆地の中西部に位置しています。町の面積は16.30平方キロメートルで、大阪市からは直線距離で約30キロメートルです。

町内には、箸尾駅を中心に発展してきた北部、靴下産業が息づく西部、田園風景が広がる東部、閑静な住宅街が広がる真美ヶ丘ニュータウン地域があり、場所によって異なる表情を見せます。

250基を超える古墳が物語る、古代の歴史

広陵町を含む馬見丘陵一帯には、大小250基を超える古墳からなる馬見古墳群が広がっています。佐紀古墳群、大和古墳群と並ぶ「大和三大古墳群」の一つとされる、古代史を身近に感じられる地域です。

なかでも国の特別史跡に指定されている巣山古墳は、墳丘の全長が約220メートルに及ぶ大型の前方後円墳です。町内には、出土した埴輪や準構造船のレプリカなどを展示・保存する広陵町文化財保存センターもあります。

青空の下、葺石と円筒埴輪列が復元されたナガレ山古墳
馬見丘陵公園内にあるナガレ山古墳。葺石と円筒埴輪列が復元され、古墳が造られた当時の姿を間近に見ることができます。※河合町側に位置します。

「かぐや姫のふるさと」と呼ばれる理由

広陵町は「かぐや姫のふるさと」としても知られています。『竹取物語』でかぐや姫を育てた竹取の翁・讃岐造(さぬきのみやつこ)は、現在の讃岐神社周辺に勢力を持っていた讃岐氏がモデルとされることが、その理由の一つです。

物語と地域に残る地名や神社とのつながりをたどると、昔話として親しまれてきた『竹取物語』を、より身近に感じられます。

花と緑、家族で楽しめる公園

広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園は、歴史的遺産と自然環境を保全・活用する広域公園です。四季の花々を楽しめるほか、散策や健康づくりの場としても親しまれています。

青空の下、色とりどりの花が咲く県営馬見丘陵公園
四季折々の花と緑を楽しめる県営馬見丘陵公園。広陵町と河合町にまたがる、地域を代表する公園です。

隣接する竹取公園は約6万5000平方メートルの広さがあり、大型遊具や広場を備えています。周辺には巣山古墳や讃岐神社などもあり、自然と歴史を一緒に楽しめるエリアです。

100年以上受け継がれる靴下づくり

広陵町を代表する産業が靴下づくりです。町は靴下の生産量日本一を掲げ、100年以上受け継がれてきた職人の技術を生かした地域ブランド「広陵くつした」にも取り組んでいます。

農産物では、奈良県のブランドいちご「古都華」をはじめとするいちごや、なすなども特産品として紹介されています。ものづくりと農業の両方が、町の魅力を形づくっています。

住宅地と田園風景が隣り合う暮らし

町内には昔からの地域、田園地帯、ものづくりの現場、計画的に整備された住宅地があります。都市部へのつながりを持ちながら、身近に自然や歴史を感じられることが広陵町らしさの一つです。

町内の移動には路線バスのほか、コミュニティバス「広陵元気号」、デマンド型交通、シェアサイクルなどが案内されています。利用方法や運行内容は変わる場合があるため、出発前に公式情報をご確認ください。

知るほどに、いくつもの魅力が見えてくる広陵町。

Koryo Plusでは、今回紹介した歴史、公園、産業、食、暮らしを、これから一つずつ詳しく掘り下げていきます。

参考にした公式情報